似顔絵ウェルカムボードって何?

似顔絵ウェルカムボードって聞いたことありますか?名称そのものは知らなくても、実物はきっとどこかでご覧になっているかもしれません。そもそもウェルカムボードというのは、いわゆるサインボードの一種で、商店やオフィス、営業所などの入り口に、来客の目印となるよう掲示される小ぶりな看板のことです。中に照明が入っている電飾看板とは異なり、あくまでボード状、板状のものを指します。「営業中」「商い中」などといった札を発展させたものと見ていいでしょう。

材質は様々で、アクリル板、コルクボード、木製の黒板、白板、ボール紙など、いろいろなタイプがあります。中には七宝焼きの陶器製のものまであって、実にバラエティに富んでいます。書かれているのは営業内容の案内や、飲食店の場合ならメニュー、医院なら診察科目や診療時間の案内など。これにホスト側の似顔絵がプラスされているのが似顔絵ウェルカムボードということになります。

似顔絵ウェルカムボードが現在最もよく利用されている現場は、ずばり結婚式場および披露宴会場の入り口あるいは受付前に掲示される案内板です。ゲストに「ここが会場ですよ」と伝える目的が本来ですが、そこにホスト側、この場合は新郎新婦の思いを伝えるプラスアルファをこめて、様々な演出が為されるわけです。そのひとつのアイデアとして、新郎新婦の似顔絵を取り入れたのが似顔絵ウェルカムボードというわけなのです。

新郎新婦にとって人生最大の山場となる結婚式と披露宴。二人にとって特別なものがあろうかと思います。また、これまで二人を支えてくれた周囲の人々への感謝もここに極まるのは当然です。そんな二人の気持ちを伝えてくれるのが、工夫の凝らされたウェルカムボードであり、似顔絵ウェルカムボードはその中でも「個性」という点でこれ以上のものはないかもしれません。さて、今までの話は、新郎新婦側がウェルカムボードを用意するという前提になっていますが、実はそればかりではありません。

最近では両家の親族・関係者を招いた結婚披露宴の後で、近しい友人たちが新郎新婦を囲んで行う二次披露宴が開かれるのが通例になってきました。この二次会の方は、通常友人代表が幹事・進行役を務めることになっています。当然、入り口受付に飾られるウェルカムボードも友人たちの企画で作られることになります。で、ここに似顔絵ウェルカムボードが大活躍しているということなのです。二人の前途を祝して集まった友人たちの思いが込められた似顔絵ウェルカムボード。幸せの絶頂にいる二人の笑顔を似顔絵にして、素敵なウェルカムボードを作ってあげるのというのも素敵ですよね。

 

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